【校長コラム 令和8年 4月】
*新年度のスタートにあたり、始業式で生徒の皆さんにお話したことを、掲載いたします。
令和8年を「飛翔」の年に
いよいよ令和8年度がスタートしました。「8」は漢字で「八」、横にすると∞無限大マークです。これを、左右対称の「翼」に見立て、令和8年度を、羽ばたく「飛翔」の年とし、みんなに、鳥のように飛んで(チャレンジして)ほしいと願います。
1 チャレンジする
この春、中学入試・高校入試で頑張った皆さん、悪天候のハワイ研修で頑張ってきた皆さんの取り組みは、まさにチャレンジだった。今年は、鉾一のみんなが翼を広げ、どんどんチャレンジをする一年であってほしいと願う。
2 鳥の目になる
時には、鳥になって、自分を空から眺めてみよう。人は、ともすると、目の前のことでいっぱいになり、行き詰まってしまうことがある。だから、時には鳥になったつもりで、上空から自分を見下ろしてみよう。自分は何をやっているんだ、とか、小さいことにくよくよしすぎかな、などと、気づけるはず。
3 飛行機人間になる
実際は、自由に空を飛ぶ鳥にはなれないが、「飛行機人間」になるのはどうだろう。
外山滋比古さんの著書「思考の整理学」に「グライダー人間」と「飛行機人間」の話がある。グライダーはエンジンがないから、自力で飛ぶことができない。最初は、先生と教科書に引っ張られて勉強するグライダー人間でも、いつかは、自分で自在に飛べる飛行機人間になれる。
4 飛ぶために学ぶ
幕末の思想家 吉田松陰は、学ぶ意味を「学は人たる所以を学ぶなり」と言う言葉で表現した。学ぶことは、人としての生き方を学ぶこと、という意味になる。学問は受験勉強のためにあるんじゃない、と、離任された菊池先生もおっしゃっていた。知識の詰め込みや受験の成功だけで終わるものではない学びを、今日から、しっかり始めよう。
学ぶことで、自分の生き方を見直し、他者を助け、社会に貢献する人間になることは、鉾一生としてのミッションである。令和8年度を「飛翔 チャレンジの年」としてスタートしよう。