【校長コラム 9月】
時間は命
■「君たちの時間は、生きているからこそ使える命。だから、大事にしてほしい。自分の時間も相手の時間も大事に思える人に。」
9月26日の前期終業式に、そんな時間の話をしました。これは、「命は君たちの持っている時間のこと」という聖路加国際大学病院院長の日野原重明先生の言葉をもとにしています。時間の大切さを示すのに、とてもしっくりくる考えなので、時折、生徒の皆さんに紹介しています。
■さて、先月行われた東京世界陸上を熱心に観戦された方も多いのではないでしょうか。私もその一人ですが、走る、跳ぶ、投げる・・・という競技はシンプルかつ誰もが体育の時間で経験があるので、普段スポーツに関心がない人でも、興味をもちやすく、世界の超人と言われる人たちの競技やここに至るまでの努力のすごさを想像しやすいと思います。
■本校でも、高校陸上部が県の新人戦で女子400Mと4×400MRで関東大会出場を決め、10月18~19日に行われる山梨大会に向けて、入念な準備を行っています。酷暑の中、日々地道なトレーニングを積んできた成果が発揮できたことを何より嬉しく思います。
附属中学校では、吹奏楽部が東関東大会に出場し、見事金賞に輝きました。
30名で演奏することの多いB部門ですが、たった8人のメンバーで、それぞれのパートをしっかり担い、絶妙な音色と響きで観客が息を飲む素晴らしい演奏を行いました。運動部に負けない練習量と一人一人の努力の賜だと思います。現在は、11月の日本管楽合奏コンテストの全国大会に向けて練習中です。
鉾田のおまつりでは、商工会やまちづくり推進課の皆さん、鹿行生涯学習センターのご支援のもと、「ちょいボラ」と命名した卒業生たちとともに、たくさんの中高生がゴミ拾いに参加しました。残暑厳しい8月の終わり、立ち並ぶ提灯と色とりどりのたくさんの出店。そして、絢爛豪華な山車と元気なかけ声で、鉾田の街が幻想的な空間に変わる、そんな中、ゴミ拾いという小さな行動で、お祭りを楽しむ人たちを陰で支えてくれた鉾一生がたくさんいたことは、夏の素敵な思い出であり、誇りでもあります。
■鉾一生が、勉強や部活動で、仲間と共に、知識・技術、精神力を磨き上げていることは、間違いなく人生の糧となるでしょう。一方、ボランティアのように、少しの時間であっても、まずは行動してみることに意味があります。
これからも、自分の人生をつくる大事な時間(命)を、納得できる形で、意識して使っていってほしいと思います。
校長 飯山美都子