【校長コラム 1月】
大切な誰かのために ~人を思うテクノロジー~
2026年1月24日(土)茨城DXハイスクール採択探究校による探究成果発表会が水戸のユードムホール(水戸市民会館)で行われました。参加校は、県内9校10組(水戸一、海洋、IT未来(2組)、鉾田第一、鹿島、下館第一、下妻第一、水海道第一、古河中等)と県外2校(広尾学園、宮城野高校はエキシビション)でした。
本校からは3年生の柴陽菜乃さんが参加し、見事最優秀賞に選ばれました。この発表会は、DXハイスクール採択校の先進的な取組や成果を全国に発信すること、次世代を担うデジタル人材を育成することを目的としています。
住んでいるまちや避難所の課題、学校図書館や文化祭の課題など各校の生徒が様々なアイデアとデジタル技術で解決を試みる取組の発表は、いずれも面白く、高校生のユニークな発想と技術に大いに刺激を受けました。図書館の活用や文化祭の混雑解消、など、ぜひ本校で活用したい事例もあり、ワクワクしながら発表を聞いておりました。
さて、本校の柴さんの発表は、施設にいるおばあちゃんの元気を取り戻すために、家族とつながるカンタン「写真共 有アプリ開発」の研究でした。面倒な操作を全くせずに、大きな「送る」ボタン一つで双方の様子を写真に「撮って」「送れる」ものです。家族と離れて寂しい思いをしているおばあちゃんを気にかける柴さんは、「私とおばあちゃんのために開発したアプリです。」と力強く話していました。今回の発表を聞いて、ちょっとした気づきで、家族が幸せに過ごすためのアイデアが生まれることや、大切な誰かのためにハートウォーミングなデジタル技術が使えることに、心を動かされました。柴さんの発表直後、会場の方々からはたくさんの賛辞をいただきました。発表内容の素晴らしさはもちろんですが、柴さんの堂々としたプレゼンにより、より印象深く「思い」が伝わったのだと思います。現在、本校生が行っている探究学習も、まさに、誰かの幸せのために課題解決を図るものです。今考えているアイデアが、やがて誰かの笑顔につながることをイメージしながら、頑張ってほしいですね。
人に寄り添えるハートフルな鉾一生となって、将来は、様々な世界で活躍できる人になることを、強く願っています。